冬の太陽が昇る頃 《平成28年1月中旬》 |
新たな機材で新たな出発。
行く年と来る年も併せて特別編を再度!
今回は、迎春を意識した作品を選んでみました。 一時は三ヶ月待ちと知らされていたD850。 十一月上旬の予約で翌月下旬の購入と相成りました。 やれやれです。 本格的な撮影は未だ出来ていないのですが、あまり話題には上らないけれども、試用上の“これは”と感じた変更点をいくつか。 先代のD800Eからの地味ながら実用上重要な改良点としまして、背面液晶が相当高性能(236万ドット:D5と同一)になっています。 拡大すると解像度の低さからピント合わせもままならなかった前々モデル(92万ドット:ちなみにD810は122,9万ドット)とは雲泥の差です。 もっと地味なところでは、ハスキーの様な大型雲台に固定したままでの電池交換が出来る様に、形状もしくはねじ穴位置が微妙に変更されています。 これは全く予期せぬ嬉しい驚きでした。 良い点は他にも数え上げれば切が無いのですが、逆にがっかりの点もほんの少しだけ。 一つは、センサークリーニングで、実行直前に「時間が掛かりますが・・・」と言う余分な質問に毎回いちいち対応しなければいけなくなった事。 そんな操作が余計に時間を浪費するんじゃないのかぁ??? ついでながら、マイメニューに登録しておいても、実行が終了の度にセットアップメニュー画面に移行してしまう(#:1月16日公開の対策ファームウェアにより解消)のは何故??? 露出補正ボタンが筐体と“面一”になったのも、少なくとも慣れるまでは操作しづらいのではと感じています。 あと一つは実用上は何ら問題ではない部分なのだけれど、伝統のシッター音が・・・ 今までの“ニコンサウンド”に慣れ切った耳には、まるでC社のカメラの様なおもちゃみたいな音質には耳を疑いました・・・ 諸事情で、年内の遠征撮影は叶わぬ方向ですが、休止を余儀なくされた期間に新たな装備も加わり、年初早々にも本格的な撮影再会を予定しています。 ご期待ください! 鉄路の彼方流D850カスタムセッティング 再生画面設定:画像のみ・ハイライト・統合表示を選択 撮影直後の画像確認:初期設定[しない]→[する]に変更 縦位置自動回転:初期設定[する]→[しない]に変更 画質モード:初期設定[NORMAL]→[RAW]に変更 色空間:初期設定[sRGB]→[Adobe RGB]に変更 アクティブD-ライティング:初期設定[しない]→[オート]に変更 ※ 自動ゆがみ補正:初期設定[しない]→[する]に変更 サイレント撮影(静止画Lv):初期設定[しない]→[する(モード1)]に変更 a1 AF-Sモード時の優先:初期設定[フォーカス]→[レリーズ]に変更 a8 半押しAFレンズ駆動:初期設定[する]→[しない]に変更 ※ b5 マルチパターン測光:初期設定[顔認識する]→[顔認識しない]に変更 ※ c4 モニターのパワーオフ時間:ライブビュー表示は[10分]のまま・それ以外は全て[1分]に延長 d3 ISO感度表示:初期設定[しない]→[する]に変更 d6 電子先幕シャッター:初期設定[無効]→[有効]に変更 ※ d9 ファインダー内格子線表示:初期設定[しない]→[する]に変更 f1 カスタムボタンの機能:Fn1ボタンを[ファインダー内水準器]に設定 f2 中央ボタンの機能:再生モード・ライブビューを[拡大画面との切り替え:等倍]に変更 ※ はマイメニューにて臨機応変に変更 鉄路の彼方流D850マイメニュー登録 イメージセンサークリーニング 水準器表示 ISO感度 ホワイトバランス ピクチャーコントロール アクティブD-ライティング 撮像範囲 長秒時ノイズ低減 a8 半押しAFレンズ駆動 感度自動制御 b5 マルチパターン測光 d6 電子先幕シャッター 高感度ノイズ低減 電池チェック 本格的撮影前の机上設定です。実情に合わせて変更する場合もあります。 |